【科学的に解説】人差し指と薬指の長さの差でちんこの長さがわかるのは本当なのか
ちんこの話ばかりで大変恐縮ですが、今回はみなさん一度は聞いたことがあるであろう、「薬指が人差し指よりも長いとちんこがでかい」という噂の科学的解説です。
気になるでしょ?
人差し指と薬指の長さの差でちんこの長さがわかるのは本当なのか
おっくん「大学生以前の若い頃に、薬指が人差し指より長い奴はちんこがでかいっていう話あったよね」
たっきー「あった、あった。大学の友人グループでも進撃の巨ちんがいたよね。」
おっくん「今回はこの噂が本当なのか、論文を調べてみたから紹介するよ」
果たして、本当に薬指の長い人はちんこがでかくなるのでしょうか?
ご自身の指の長さを測りながらお読みください。
薬指が長いとちんこが長いという噂はなぜ生まれたのか
そもそも、なぜこのような噂が話される様になったのかお話ししましょう。
実は、手ができるメカニズムとペニスができるメカニズムが似ているんです。
ちょっと専門的な話になりますが、手を作る際に重要なhox13という遺伝子があります。
hox13は手とペニスで発現していて、どちらの形成にも重要な遺伝子になります。
さらに面白いことに、男性ホルモン(アンドロゲン)の量や感受性の強さが、薬指と人差し指の長さの違いに影響するということもわかっています。
なので、男性と女性で比べると男性の方が薬指が長い傾向にあります。
薬指と人差し指の長さの比とちんこの長さに相関はある?
まず、指の長さは胎児期に決まるので、胎児期の男性ホルモンの量や感受性の違いが、指の長さの違いに影響するということは確かです。
男性ホルモン(アンドロゲン)の量や感受性の強さで人差し指と薬指の長さが決まるのであれば、男性ホルモンが多いと大きくなるちんこの長も予測できるのではないか?
そのように感じますよね?
これを実験した研究がありましたので、紹介します。
今回の研究は、韓国人男性114人を対象にした実験で、指の長さの比率とペニスの長さを比較しました。
その実験の結果がこちら!
2つのパラメータの相関を考える際には、この様な相関図を作成し、相関係数を算出します。
相関係数は-1〜1で表され、-1もしくは1に近づくほど相関が高くなり、0に近づくほど相関がないということになります。
おっくん「今回の指の長さとちんこの長さの相関係数は-0.2なので、僕の常識では相関はないと考えますね」
我々の常識では相関係数0.6以上で相関があると考えています。
ただ、この論文では相関係数-0.2で相関があると言っていますが・・・笑
指の長さ以外にちんこの長さと相関のある指標はあるのか?
今回の論文では指の長さ以外にも、身長やBMIとちんこの長さの関係についての実験もしています。
その結果としては、サンプルの少なさが影響しているのかもしれませんが、いずれの指標もちんこの長さには相関がないという結果が得られています。
まとめ
今回は、人差し指と薬指の長さの比率がちんこの長さと相関があるのか調べた研究をご紹介しました。
相関係数は-0.2となっており、筆者は相関ありと書いていましたが、我々の見解としてはこれは相関がないだろうと考えています・・・笑
ただ、指の長さもちんこの長さも男性ホルモンが関係していることは確かなので、サンプル数を増やすなどすれば、より正確な結果が得られ、もしかしたら相関がはっきり見られるかもしれません。
まだまだ謎の多いちんこの長さですが、今後の研究についても目が離せませんね。
参考文献
C Ho et al., 2011.Second to fourth digit ratio: a predictor of adult penile length.